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私の死後にペットの面倒をみてもらう方法はありますか?

質 問

私は田舎で一人暮らしをしており、身内はおりません。昨年から猫を飼い始めましたのですが、高齢の私にとっては、とてもかわいい存在です。ただ、私も病気を患っていて、この飼い猫よりも早く亡くなってしまう可能性もあります。こういった場合、飼い猫の面倒をみてくれる人にお願いする場合、どういった方法があるでしょうか。

回 答

信頼できる方がいれば、生前にペットの世話を委託したり、ペットの所有権を譲渡する方法は考えられます。あるいは、負担付遺贈の方法が考えられます。

負担付遺贈とはなんでしょうか?
相談者
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美咲総合法律税務事務所
美咲総合法律税務事務所
負担付遺贈とは、遺言書に負担付遺贈という形で記すことで、受遺者に義務を負わせることが可能になる手続きです。例えば、預貯金や不動産を遺贈する代わりに、ペットの生涯にわたる介護扶養を求めるといったことが考えられます。理論的には遺言を作成する人の一方的な意思でこの負担付遺贈を行うことはできますが、受遺者(贈与を受ける人)が拒否することはあり得ます。そのため、事前にきちんと協議をすることが必要でしょう。
私も猫を大切にしてくれる人にお願いしたいので、事前に受け継いでくれる人を探して、お願いをしようと思います。
相談者
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