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入院されている方の財産管理のため成年後見人の申立てを行った事例

事案の概要

お一人暮らしの方で、ご病気により入院せざるを得なくなりました。親族が財産管理に部分的に協力してくれていたものの、今後の対応は難しいとのことで、病院からお話をいただき、成年後見人の申立てについてご依頼を受けることになりました。

弁護士の活動内容

ご本人様の戸籍等を取得して、家族関係の調査を行いました。
また、入院されている病院の医師や相談員、地域包括支援センター担当者の方と連携をし、診断書や本人情報シート等を作成してもらいました。
その他財産内容を調査して、財産一覧表等を作成しました。
ご本人様の生活状況や収支状況をまとめて、裁判所に申立てを行う書類を作成しました。
弁護士が代理人として家庭裁判所調査官の面談に立ち会い、事情を補足で説明しました。
無事、社会福祉機関の方が成年後見人に選任されることになりました。

担当弁護士の所感

ご家族が財産管理などに協力してくれないケースでは、医療機関や福祉施設では様々な負担が発生します。成年後見人の申立てをスムーズに行い、無事後見人を選任することができて、大変よかったです。(担当弁護士 五十嵐勇)。

掲載日2023年10月12日

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