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公正証書遺言の作成を行った事例

事案の概要

この依頼者の方は、もともと遺産分割を当事務所にご依頼されていました。
遺産
分割事件が終了した際に、「自分が亡くなったときに、親族間でもめてほしくない」
という想いに至り、遺言書を作成することにしました。

弁護士の対応

遺言書には、公正証書遺言と自筆証書遺言がありますが、自筆証書遺言は全文を自筆で記載しなければ
いけませんし、その法定要件もとても厳格です。
そのため、
当事務所から公正証書遺言での作成をご提案しました。

また、トラブルにならないための財産の分配方法や付言事項に記載する家族へ
のメッセージを含めて、
弁護士から細かな点までご提案をいたしました。

依頼者の方からご納得いただき、文案を作成して、弁護士と公証人役場とでやり取りを行いました。
遺言書作成の日には、弁護士も公証人役場に同行し、依頼者の方にご不安が生じ
ないように、
公証人の先生や証人の方とのやり取りをサポートしました。
滞りな
く、公正証書遺言を作成することができました。

担当弁護士の所感

遺産分割で親族間のトラブルを経験された方は、遺言書がいかに重要であるかをとても理解
いただけるように思います。

自分の相続のときに子供たちや親族の間でトラブルになってほしくない、というお考えがある場合、
遺言書の作成を
強くお勧めいたします。

中には「自分たちは関係ないよ」「分けるほどのたくさん財産は持っていないよ」と言われる方も
いらっしゃいますが、実際は、分ける
財産の金額や兄弟姉妹間の仲に関係なく、争いは発生します。

遺言が少しでも気
になる方は、遠慮なく当事務所にお問合せください。(担当弁護士 五十嵐勇)

掲載日2023年6月13日

 

 

 

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五十嵐 勇

五十嵐 勇

新潟県加茂市出身 新潟県立三条高校 卒業 新潟大学法学部法学科 卒業 九州大学法科大学院 修了 弁護士登録(66期)

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