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【解決事例】遺産について調査を行い、適正な割合で遺産分割を行った事例

依頼者属性 50代女性
相手方属性 50代男性

事案の概要

被相続人には依頼者と相手方の 2 人でした。

遺産としては預貯金がありましたが、生前から被相続人の預貯金は相手方が管理しており、その内容を開示してもらえなかったため、遺産分割が進まない状況でした。

弁護士の対応

依頼後、預貯金の内容が確認できる資料(取引明細)を取得した後、相手方と遺産分割の交渉を行いました。

使途不明な出金があったため、その内容について相手方に照会を行い、遺産額を確定した後、法定相続分に沿って遺産を分割することで合意しました。

担当弁護士のコメント

本件のように、他の相続人が被相続人の預貯金の通帳を管理している場合、通帳の提供を要請しても提出しないことがあります。

相続人であれば、銀行から残高証明書や取引履歴を取得することは可能ですが、金融機関によっては窓口での手続きしか上記の資料を取得できないなど、資料の収集に時間や手間を要するところもあります。(担当弁護士 江畑博之)

掲載日:2024年5月7日

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