寄与分について
寄与分が認められる類型
質 問 寄与分が認められる類型としてはどのようなものがありますか。 回 答 寄与分が認められる類型としては、①被相続人の事業にしていた場合(家業従事型)、②被相続人に財産を給付していた場合(財産給付型)、③被相続人を介護していた場合(看護療養型)などがあります。 [word_balloon id="4" position="R" size="M" balloon="talk" nam 続きを読む
亡くなった父を介護していた分、他の相続人より多くの相続分を主張できないのでしょうか?
質 問 先日父が亡くなったのですが、母はすでに他界していたため、娘である私が父の面倒をずっと見ていました。父は認知症を患っていたこともあり、日々の介護はとても大変でした。私には兄と姉がいますが、2人とも県外にいることもあり、父の介護には全く手を貸してくれませんでした。 父の介護で長年苦労していた私は、相続で他の相続人より多くの財産を取得することができますよね? 回 答 これは非常によくあ 続きを読む
相続人でない者には寄与分は認められるか
質 問 先日父が亡くなりました。父は生前認知症が進み、また体の具合も悪く介護が必要な状態でした。私は長男で父と同居していましたが、会社員でしたので私が父の介護をすることは難しく、私に代わって、私の妻が父の介護をしてきました。この妻による介護を寄与分として考慮して、妻が遺産の一部を取得することはできるでしょうか? 回 答 寄与分を主張できるのは、相続人に限られるため、妻が 続きを読む
寄与分を定める手続
質 問 寄与分はどのような手続きで決めたら良いのでしょうか。 回 答 寄与分は、共同相続人の協議によって決めることができますが、その協議が整わない場合には、家庭裁判所の審判によって定められます。 [word_balloon id="4" position="R" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius=" 続きを読む
寄与分とは
質 問 寄与分とは何でしょうか。また、寄与分が認められる場合として、どういったものが考えられますか。 回 答 寄与分とは、相続人の中で、被相続人の財産の維持や増加に特別な貢献(寄与)をした人がいる場合に、遺産からその相続人に、寄与に見合った財産を取得させることによって、共同相続人間の実質的な公平を図る制度です。 法定相続分による分割では、相続人が行った寄与が評価されないため、かえって 続きを読む
- <<
- >>